SEの収入はどのくらいなのか
SEは、多くのIT企業内でシステム開発をはじめとした重要な業務に携わることができるため、プログラマから実務経験を積んでSEを目指したり、未経験から資格を取得してSEのアシスタントとして就職したりする人も少なくありません。
SEの年収は、人それぞれの年齢や実務経験、スキル、保有資格などによりますが、長くキャリアを積むことで定年するまで安定収入を得ることが可能です。全国のSEの平均年収は500万円程度となっており、年収400万円から600万円の人が多いものの、特にSEが不足している都市部においては高待遇で働くこともできます。
都市部に本社を構えるIT企業の中には、十年以上のキャリアを持つ人や保有者が少ないIT関係の資格を持つ人を対象に、年収1000万円以上の求人を募集するところも珍しくありません。
そこで、自分の経験に自信がある人や資格を活かして働きたい人は、IT系の求人サイトやエージェントを利用して、年収が高めに設定されている求人を優先的にチェックすることが大切です。
また、アプリ開発やウェブ制作といった需要が高いジャンルのスキルに長けた人は、フリーランスとして開業をすることで、会社勤めをする場合と比べて高収入を目指せるケースもあります。
なお、会社勤めとフリーランスのどちらの働き方が自分に合うのか迷っている人は、IT業界内で長く様々なスタイルで働いてきたエンジニアに話を聞いたり、自分と同じ年代のエンジニアとSNSなどを通じて情報交換をしたりするのも有効です。